Power Automate Desktop入門してみた(Hello World)
ほぇ~無償になったんだ~
昨日あたりに無償にしたよとニュース記事が上がっていたPower Automate Desktopを早速試してみました。
こういう系の記事を書くのも久しぶりな気がします。
半年くらい、RPA(WinActor)の保守をやらされ感で続けています。
既存のものを保守用に最適化したりとか、エラーを減らすための改修とかはしていました。
先月あたりから新規開発の案件などを渡されたりして、RPA密度が高まっています。
普通のシステムに比べ、よくコケるので距離を離したいのが本音です。
で、せっかく無料でできるので、Power Automate Desktopを試してみます。嘘偽りないか試しましょう。 まずはインストール。以下のURLから無料でダウンロードするを押します。
ダウンロードして、インストール完了したら以下の画面になります。
まあ、RPAもよくWebを操作しますからね。Edgeの拡張機能をインストールしましょう。 Webドライバーはインストール時に同時にインストールしてくれたみたいな表示が出ていたので、大丈夫でしょう。
マイクロソフトアカウントでログインすると、以下の画面になります。
シンプルでいいですね。
左側に操作するための項目が並び、分類別に集約されています。
ここから項目を探し出し、ドラッグアンドドロップすれば、項目を追加することができます。
まずは、初めてなので、テキストファイルを読取り、メッセージボックスに表示してみましょう。
用意してみました。いい感じのHello Worldを。
ひとつのメッセージボックスは皆さん、見飽きているので、それぞれの行ごとの内容で2回メッセージボックスを開くようにします。
テキストファイルの読取りは、ファイルのところにあります。テキストではありません。
ドロップすると設定する画面が開くのですね。なかなか新鮮です。
ファイルパスに入力し、内容の保存方法をリストにします。
変数が自動で設定されるのも新鮮ですね。考えなくてよくて助かります。
次にループの中にある、For eachを配置します。リストの中を1周したらループが終了するやつですね。
変数を使用するときは、値を入力するところの右にある{X}をクリックし、変数の一覧を表示します。
FileContentsはリストの値を持っており、ひとつずつ取り出したものが、CurrentItemに格納されます。
メッセージボックスの中にあるメッセージを表示を、次にFor eachの枠の中に配置します。
メッセージを表示のパラメータを設定していきます。タイトルにCurrentItemを入力します。
あとは、常に手前に表示するをチェックします。
完成したフローが下の画像になります。
短い。シンプル。すぐできる。
今の世代には通じないフロッピーマークの保存ボタンの隣にある、右向き三角が実行ボタンになります。
それでは実行してみましょう。想定は、メッセージボックスのOKを押すと、次のものが開きます。
しっかり開くことができました。
Power Automate も思ったより簡単ですね。やっぱり、WinActorの方が安定して動くのでしょうか?もう少し試してみたいと思います。
今後、Power AutomateのTipsみたいなものも作ってみたいですね。