テントを選ぶ時のコツ(ソロテント、少人数用)後編
今回は、テントを選ぶ時のコツ。後編になります。 やっぱり様々な人に読んでもらって、キャンプを始めるきっかけ、テントを購入する目安になればいいなと思います。
前編は以下のページになります。 muu000.hatenablog.com
目次
前編
- デザイン、ブランド(色、形、スタイルが自分に合っているか。使用していて飽きがこないか)
- 設営、撤収のしやすさ
後編(今回)
- 持ち運び性能(畳んだときのサイズ、重量)
- 価格(今はある程度の価格で良いものがあります)
- テント内の収納性(夜の間、荷物をテント内に収納できるか)
持ち運び性能
どの移動方法で移動するかでこの項目の重要度は変わると思います。
徒歩で移動する場合であれば、軽くて小さいテントを必要としますが、車となると軽さも大きさも重要視しなくても問題なくなります。
一例ですが、トレッキングポールをテントのメインポールとして使うようなテントであれば、持ち運ぶのは布地だけとなりますので、
非常に荷物を減らすのに適しています。ティピーテントの話になりますが。
アルミ製の軽いポールが付属するのはドーム型の特徴ですね。
各社が工夫を凝らして、非常に軽量なテント達が販売されています。
有名な軽量テントといえば、montbellのステラリッジテントになります。
よく登山道具のショップなどに置いてありますね。
軽いテントの特徴としては完全な1人用なのですごく狭いです。
寝る専用と考える方が良いと思います。
後はAmazonでよくセールをしているNature hikeのテントもレビュー動画を見ている感じは良いと思います。中国の新興メーカーですが、品質に対する問題は特に聞かず、軽くて安いと評判です。
価格
各社がエントリーモデルとして販売しているものは比較的安い傾向にあります。
1人用テントで10万円を超えるものあるので数万円で買える物は普及モデル、エントリーモデルと思って良いでしょう。
ソロキャンプのお供として手にするテントは3万円前後のものが多いと思います。
グランドシートなどの付属品を含めると、4万円程の予算と思えば良いでしょう。
僕は付属品のペグを信用していないので鉄製の重くて長いものを使っています。
軽さを重視するキャンプであれば、Y字のアルミ製のペグなどが選択肢に入るかと思います。
アルミ製のV字形状のペグはすぐに曲がるイメージがあるので、ほとんど使っていません。あと、持ってるペグハンマーで打ち込みずらい。
その辺りにかかるコストを含めて4万円と見ておいた方が良いのではないかなと思います。
テント内の収納性
気にしておいた方が良いポイントとして、テント内に荷物が入るかも確認しておいた方が良いです。
夜の寝ている間、荷物を放り出すのはあまりよろしくないですからね。
あと、風の強いキャンプ場で外に荷物を出していると風で飛んでいく可能性もあります。
また、結露や雨からも荷物を守ることもできます。
しかし、このテントの収納性は寝るスペースを圧迫して荷物を置く話ではありません。
ドームテントなどで、フライシートとインナーシートの間に置くスペースのことを指しています。下の絵のような感じ。
このスペースがあるテントを選ぶと、インナーテントの中のスペースを広く使えて快適です。
にもつと書いている部分に自由に荷物を置くことができ、
その他
前回の書き漏れになっている部分かもしれませんが、インナーテントとフライシートがあります。
または分かれていないテントがあります。
インナーテントとは、簡単に説明すると、寝る部分。
フライシートは、耐水性のある布をインナーテントの上に張り、雨や結露から守ることができます。
インナーテントとフライシートが分かれているテントであれば、インナーテントに通気口がメッシュでできていて、虫が入りにくくなっているので、寝る時の虫対策も安全です。
フライシートは、ポールを追加してつけられそうな穴が空いている場合があります。
そのような製品は、テントと簡易タープの付いていると思っても良いと思います。
テント自体の高さが低いのであくまで簡易的なものですが...
あと、テントの上側にベンチレーションという穴があります。
これが通気口になって、暖かい空気が逃げるので、暑い季節も適切に空気の入れ替えができます。
最近のテントはついているものが多いです。しかし、雨が入る可能性があるため、雨の日は閉じることが多いです。
インナーテントと分かれていないからダメとかではないです。やはり自然と近い方が良い。設営、撤収の工程が少ない方が良い。などの様々な方面を見て選ぶのが良いと思います。
あと語り
テント選びのコツとしてはこんな感じになります。
理想としては、色々なテントをそれぞれの季節で使い分けるとかできるととても楽しいんじゃないかなと思いますが、家の収納やお財布の関係で無茶はできないですね。
今回はほとんどソロ用のテントの選び方になります。また今度、ファミリー用とか多人数用のテントについて解説できればいいなと思っています。
読んでいただきありがとうございました。