テントを選ぶときのコツ(ソロテント、少人数用)前編

テント。。。それは寝るたびに次々新しいものを見たくなる不思議なもの。

僕は2つ所持しています。

1梁目は、snow peakのアメニティドームS。主にソロで泊まるときに使いますが、大人2人までなら普通に宿泊できます。
立てるのにかかる時間は、20分くらい。片付けには30分くらい。

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snow peak アメニティドームS

2梁目は、DODのタケノコテントミニ。写真で見た時のシルエットが可愛くて、広々としているので購入を決めました。中央にポールを立てるタイプ(サイドにポールをいっぱい立てるので、ワンポールではない)のですが、非常に立てやすい。
友達との4人でのキャンプを想定して、購入しました。あと一人くらいなら寝られる気がする。立てるのにかかる時間は、15分くらい。片付けには、40分くらい。

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DOD タケノコテントミニ

こんな僕ですが、テントはもっと欲しくなります。それはなぜか。いろいろなメーカーが独自の工夫を凝らして色々なモデルを発表するからです。
(というか、個性的なラインナップを投げつけてくるDODが一番好きかもしれない)

そんな中で、何を重視すればいいのか。買うにあたり、何に気を付けるべきか。この記事を見てくださった方が、テントを購入するための参考になればいいなと思います。
非常に長くなりそうなので、ソロテント編とファミリーテント編に分けたいと思います。
あわよくば、この記事は、様々な人に届いて、キャンプに興味を持っていただくきっかけや、テントを購入するきっかけになればいいなと思います。

ソロ用テント

僕の考えでは、ソロ用のテントとファミリー用のテントは、重視することが違うと思います。
ソロテントは一人で泊まる関係上、考えることが増えるのではないかなと思っているからです。

選び方のコツとして、以下のポイントから重視する順番を決めて、その条件に合うものを選ぶのがいいと思います。

  • デザイン、ブランド(色、形、スタイルが自分に合っているか。使用していて飽きがこないか)
  • 設営、撤収のしやすさ

以降後編(書きたいことが多すぎて分割します)

  • 持ち運び性能(畳んだときのサイズ、重量)
  • 価格(今はある程度の価格で良いものがあります)
  • テント内の収納性(夜の間、荷物をテント内に収納できるか)

挙げてみると意外と考えることは多いですね。
でも、自分のキャンプスタイルによっては、考慮する必要がなくなるものもあるため、自分に合ったものを考えると良いと思います。

ひとつずつ解説して行きましょう。

デザイン、ブランド

テントの種類は色々あります。ドーム型、ティピー型、パップテント、ツールームテント(ソロ用ではないかな?)あと、ワンタッチテントなどなど。
それぞれにはそれぞれの特徴があり、一概にどれが良いということはありません。

テントの種類については下記が参考になると思います。
www.captainstag.net

これらのテントにはそれぞれの特徴があって、後に解説する設営、撤収のしやすさなどにも影響してきます。

ブランドにも触れておきましょう。
有名なアウトドアブランドは、大概テントも出していますが、その中でも継続的にお求めやすい形で提供されているメーカーを挙げます。
僕の思いつきもあるので、抜けているメーカーもあると思います。

色々なメーカーから出ていてとてもじゃないですが、絞りきれませんね。
もちろん、この中にはない無名のメーカーや、海外の僕が挙げ逃しているメーカーもあります。

メーカー毎にテーマカラーのようなものや、形の方向性などがあるので、色々とホームページをみていると楽しいと思います。
あとは、有名メーカーの有名モデルのテントは他人と被ることがあります。
それはそれで、知らない人と同じ気持ちを共有できて楽しいかもしれませんが、どうせなら自分だけのオリジナルを...とか考えると、
他人が見たことのないテントを欲しくなる気持ちもわかります。

これは僕の経験談なのですが、テントは焦って買うものではないです。
毎年、様々なメーカーから新作テントが発表されており、テントを購入してからでも心動かされるものがあります。

キャンプグッズの情報を配信しているサイトなどをよく覗きに行くと、本当に欲しいテントが見つかる日が来るかもしれません。

設営、撤収のしやすさ

テントは買うだけで勝手に立つものではありません。
自分自身で、幕を広げ、ポールを立て、ペグを打ち込むものです。
なので、設営しやすく、撤収しやすいものを選ぶことが大切になります。

じゃあ、どうやって設営と撤収がしやすいものを選べばいいのか。ということなんですが、youtubeで動画を検索します。
youtuberの方々が新作として発売されたタイミングなどで、レビューの動画を上げてくれています。
また、メーカーが公式で設営と撤収の動画を上げてくれていたりします。

snowpeakのアメニティドームはメーカーの方が設営、撤収の説明をしている実演を有志の方がyoutubeに上げてくれていたため、
僕は設営、撤収の手順とコツを学ぶことができました。

初めてのテントを買って設営する時は、買う前、行く前日、立ててる当日に動画を見たことを覚えています。
テントを立てることに失敗するとその日の寝る場所が確保できなくなるので、ヒヤヒヤしながら立てたのを覚えています。
初めてのテントを買う時は、情報量の多い、有名なメーカーのものをお勧めします。
今回紹介しているメーカーだと何かしらの情報は出てくると思います。

軽く、テントの種類ごとの立てやすさについて、解説します。僕は全ての種類を持っているわけではないので、ある程度の予想のようなものを挟みますがご了承ください。

ドームテント

ドームテントは、ポールを山なりに曲げて使うので、ある程度自立します。
地面との安定感を出すために、ペグを打ち、テントの形を作って行きます。
良いテントになると、ポールの色分けがされていたりして、間違えて使うことのない工夫がされています。
インナーテント、フライシートと分かれているものは、結露対策ができたりして、優秀なのですが、立てるのは少し時間がかかります。
ソロテントとして一番種類が多いと感じています。

ティピーテント

別名ではワンポールテントと呼ばれたりします。
まず、テントの端にペグを打ち、中央にポールを立てることで、テントの形を作ります。
慣れると立てるのは非常に簡単で、すぐ立てられるのですが、初めてのテントとなると下調べをしておかないと迷うことになるでしょう。
中央にポールを立てるため、使用できるスペースが少し限られているように感じるかもしれません。
ポールが一本だけなので、割とコンパクトです。

パップテント

軍用テントして使われることが多いそうです。
両端に2本のポールを立てるため、中は広々と使うことができます。
立てたことはないのですが、設営動画を見ている限り、簡単に立てられそうです。
ヒロシさんなどが愛用しています。割と玄人向けです。

ワンタッチテント

ポールと生地が一体になっていて、広げて、ポールを伸ばすと立てられるテントになっています。
折り畳み傘のイメージですね。
手軽ですが、他テントに比べて機構が複雑になるため、剛性が弱く重くなるイメージがあります。

中締め

それぞれが色々な特徴を持ち、なかなか奥が深いものになります。
続きの記事を書いて、みなさんがキャンプを楽しむための相棒となるテント探しの助けになればと思います。

後半の記事は以下になります。
ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
muu000.hatenablog.com